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アクセス解析の基本 — 初心者向けガイド

最終更新: 2026-03-28

アクセス解析の基本 — 初心者向けガイド

> このページのURL: https://lite-word.com/manual/access-analytics/

> こんな質問に答えます:
> - サイトのアクセス数を確認したい
> - 何人くらい見に来てるか知りたい
> - Googleアナリティクスってどうやって設定するの?
> - どのページがよく読まれてるか調べたい

アクセス解析とは

アクセス解析とは、自分のWebサイトに「誰が・どこから・何を見に来たか」を数値で把握すること。
代表的なツールはGoogleアナリティクス(GA4)とGoogleサーチコンソールの2つ。
この2つを使えば、サイトの現状把握と改善の方向性がデータでわかるようになる。

なぜアクセス解析が必要なのか

サイトを作っただけでは「見られているかどうか」すらわからない。アクセス解析を入れる最大の理由は、「感覚」ではなく「データ」で判断するため

感覚での判断 データでの判断
「なんとなくアクセスが少ない気がする」 「先月より20%減っている。原因はSNS流入の減少」
「ブログを頑張っているのに効果がない」 「記事は読まれているが、サービスページへの遷移が0」
「トップページを変えたい」 「トップページの直帰率は85%。ファーストビューに問題がある可能性」

データがあれば「次に何をすべきか」が見える。データがなければ、改善はすべて当てずっぽうになる。

Googleアナリティクス(GA4)の基本指標

GA4(Google Analytics 4)は、サイトに来た人の行動を記録・分析する無料ツール。以下が基本的な指標。

ユーザー数・セッション数・ページビュー数の違い

指標 意味
ユーザー数 サイトに来た「人数」(重複なし) Aさんが1日に3回来ても「1ユーザー」
セッション数 サイトへの「訪問回数」 Aさんが朝と夜に来たら「2セッション」
ページビュー数(PV) 見られたページの「延べ数」 Aさんが3ページ見たら「3PV」

ひと言でいうと: ユーザー数=何人来たか、セッション数=何回来たか、PV数=何ページ見られたか。

直帰率とは

直帰率は「サイトに来て、1ページだけ見てそのまま離脱した人の割合」。

  • 直帰率70%なら → 10人中7人が最初のページだけ見て帰っている
  • 直帰率が高い = 悪いとは限らない(ブログ記事なら70〜80%は普通)
  • トップページやサービスページの直帰率が高い場合は改善の余地がある

平均滞在時間

ユーザーがサイトに滞在している平均時間。GA4では「平均エンゲージメント時間」として表示される。

  • 長ければいいとは限らない(迷っているだけの可能性もある)
  • コンテンツの種類で目安が変わる(ブログ記事なら2〜3分あれば読まれている)
  • 0秒に近い場合は、ページを開いてすぐ閉じられている可能性が高い

流入元(どこから来たか)

GA4では、ユーザーがどこからサイトに来たかを「チャネル」で分類している。

チャネル 意味
Organic Search Google等の検索結果からの訪問 「渋谷 カフェ」で検索してクリック
Social SNSからの訪問 Instagram、X(旧Twitter)のリンクから
Direct URLを直接入力、またはブックマークから お気に入りに登録してアクセス
Referral 他のサイトに貼られたリンクから ブログで紹介されたリンクから
Paid Search Google広告(リスティング広告)からの訪問 広告をクリックして訪問

流入元を見れば「どの集客チャネルが効いているか」がわかる。 SNSを頑張っているのにSocialからの流入が0なら、やり方を見直す必要がある。

Googleサーチコンソールとの違い

アナリティクスとサーチコンソールは役割が違う。セットで使うことで全体像が見える。

Googleアナリティクス(GA4) Googleサーチコンソール
何がわかるか サイト内での行動(何ページ見たか、どこで離脱したか) 検索結果での表示(どんなキーワードで表示されたか)
視点 サイトに来た「後」の動き サイトに来る「前」の状態
主な指標 ユーザー数、PV、滞在時間、直帰率 検索キーワード、表示回数、クリック数、掲載順位
使う場面 「サイト内のどこに問題があるか」を調べる 「どんな検索で見つけられているか」を調べる

ひと言でいうと: アナリティクス=「サイトの中」の分析、サーチコンソール=「検索結果」の分析。

初心者がまず見るべき3つの数値

全部の指標を見ようとすると混乱する。まずはこの3つだけ確認すれば十分。

1. ユーザー数の推移(週単位)

「先週と比べて増えているか減っているか」だけ確認する。細かい数字より傾向(トレンド)が重要。GA4の「レポート > レポートのスナップショット」で確認できる。

2. 流入元の内訳

「どこからの訪問が多いか」を確認する。GA4の「集客 > トラフィック獲得」で見られる。自分が力を入れている集客方法(SNS、ブログ、広告)と実際の数値が合っているかチェックする。

3. よく見られているページ

「どのページが人気か」を確認する。GA4の「エンゲージメント > ページとスクリーン」で見られる。想定と違うページが上位に来ていたら、そのページを強化するチャンス。

「アクセスが少ない」ときにやるべきこと

サイトを作ったばかりのとき、アクセスが少ないのは当然のこと。焦らず、以下を1つずつ実行する。

1. Googleサーチコンソールでインデックス状況を確認する

そもそもGoogleにページが認識されていない可能性がある。サーチコンソールの「ページ」レポートで、各ページがインデックスされているか確認する。されていなければ「URL検査」でインデックス登録をリクエストする。

2. タイトルとメタディスクリプションを見直す

検索結果に表示されるタイトルと説明文が魅力的でなければ、表示されてもクリックされない。「自分が検索したら、このタイトルをクリックするか?」と考えて書き直す。

3. SNSでサイトのURLを発信する

検索からの流入は時間がかかる(3〜6ヶ月)。その間はSNS(Instagram、X、Facebook等)でサイトの内容を紹介して、直接アクセスを集める。

4. ブログや事例ページを定期的に追加する

ページ数が少ないと、検索に引っかかるキーワードも少ない。週1〜2本でもいいので、ターゲットが検索しそうな内容の記事を追加する。

5. Googleビジネスプロフィールを活用する(店舗・地域ビジネスの場合)

地域名+業種で検索されることが多い業種なら、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の登録・充実が最も即効性がある。サイトへのリンクも設定できる。

やりがちな間違い

自分のアクセスを数えている

サイトを確認するたびに自分のアクセスがカウントされている場合がある。GA4では「内部トラフィックの除外」設定で自分のIPアドレスを除外できる。特にアクセスが少ないうちは、自分のアクセスが数値を大きく歪めるので注意。

毎日数字を見て一喜一憂する

アクセスは日によって大きく変動する。月曜と日曜で2倍違うことも珍しくない。週単位・月単位の傾向で判断するのが正しい見方。

PV数だけを追いかける

PVが増えても、問い合わせや購入につながらなければ意味がない。「アクセス数」だけでなく「そこから何が起きたか(コンバージョン)」を意識する。

他のサイトと比較して落ち込む

業種・事業規模・運用期間が違うサイトと比較しても意味がない。比較すべきは「先月の自分のサイト」。

ツールを入れただけで満足する

GA4もサーチコンソールも、入れただけでは何も起きない。最低でも月1回はデータを確認し、「次に何をするか」を決めるところまでがセット。

アクセスの目安 — 月間100PVでも十分な場合がある

「月間1万PVないとダメ」と思い込んでいる人が多いが、業種やビジネスモデルによって適正な数値はまったく違う。

業種・サイトの種類 月間PVの目安 理由
地域密着の店舗(美容院、クリニック等) 100〜500PV 商圏内のターゲットに届けば十分。1件の来店で数千〜数万円の売上
BtoBサービス(法人向け) 300〜1,000PV 見込み客の数自体が少ない。1件の成約で数十万〜数百万円
個人ブログ・メディア 1,000〜10,000PV 広告収益モデルはPVが必要。アフィリエイトは質が重要
ECサイト 5,000PV〜 購入率1〜3%として、売上に必要な母数を逆算する

重要なのは「PVの多さ」ではなく「ターゲットに届いているか」。 月間100PVでも、そのうち3人が問い合わせてくれれば、十分にサイトは機能している。

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最終更新: 2026-03-17