画像のアップロード・管理方法 — メディアライブラリの使い方
メディアライブラリの使い方 — 画像のアップロード・管理方法
> このページのURL: https://lite-word.com/manual/media-library/
> こんな質問に答えます:
> - 画像をサイトにアップロードするにはどうするの?
> - アップロードした画像が重くて表示が遅い
> - 画像のサイズや形式はどれがいいの?
> - 古い画像を削除したいけどどこから消せる?
「画像をサイトに載せたいけど、どうすればいいの?」「アップロードした画像が重くて表示が遅い」「画像のサイズがおかしい」——このページでは、WordPressのメディアライブラリを使った画像の管理方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
メディアライブラリとは
メディアライブラリは、WordPressに標準搭載されているファイル管理機能です。サイトで使う画像・動画・PDF・音声ファイルなどを、ここにまとめてアップロード・管理できます。
管理画面の左メニュー「メディア」をクリックすると開きます。
- アップロードした画像の一覧表示(グリッド表示 / リスト表示)
- 画像の検索・フィルター(日付・ファイルタイプ)
- 画像の編集(トリミング・回転・リサイズ)
- 画像の詳細設定(代替テキスト・タイトル・キャプション)
> ポイント: メディアライブラリにアップロードしたファイルは、サーバーの wp-content/uploads/ フォルダに保存されます。年月ごとのフォルダ(例: 2026/03/)に自動で振り分けられます。
画像のアップロード方法
画像をアップロードする方法は3つあります。どの方法でも結果は同じなので、使いやすい方法を選んでください。
方法1: メディアライブラリから直接アップロード
- 管理画面の左メニュー「メディア」→「新しいメディアファイルを追加」をクリック
- 「ファイルを選択」ボタンをクリックして、パソコンから画像を選ぶ
- アップロードが完了すると、メディアライブラリに画像が追加される
方法2: 投稿・固定ページの編集画面からアップロード
- 投稿または固定ページの編集画面を開く
- 「画像」ブロックを追加する
- 「アップロード」をクリックして、パソコンから画像を選ぶ
- 画像がアップロードされ、そのまま記事に挿入される
方法3: ドラッグ&ドロップ
メディアライブラリの画面、または投稿の編集画面に、パソコンから画像ファイルを直接ドラッグ&ドロップするだけでもアップロードできます。複数ファイルを一度にまとめてドロップすることも可能です。
アップロード前にやるべきこと(重要)
画像をそのままアップロードすると、サイトの表示が遅くなったり、SEOに悪影響が出ることがあります。アップロードする前に、以下の3つを必ず行いましょう。
1. 画像のリサイズ(幅1600px以下を推奨)
スマホやデジタルカメラで撮った写真は、横幅が4000px以上あることが珍しくありません。Webサイトでは幅1600px以下で十分です。
- ヘッダー画像・メインビジュアル: 幅1200〜1600px
- 記事内の画像: 幅800〜1200px
- サムネイル・アイコン: 幅300〜600px
リサイズは、Windowsなら「ペイント」や「フォト」、Macなら「プレビュー」で簡単にできます。
2. 画像の圧縮(ファイルサイズを軽くする)
リサイズだけでは不十分な場合があります。圧縮ツールを使って、見た目の品質を保ったままファイルサイズを小さくしましょう。
| ツール | 特徴 | URL |
|---|---|---|
| TinyPNG | JPEG・PNG・WebPに対応。ブラウザ上で簡単に圧縮できる定番ツール | https://tinypng.com/ |
| Squoosh | Google開発。圧縮率や形式を細かく調整できる。比較プレビュー付き | https://squoosh.app/ |
| iLoveIMG | リサイズ・圧縮・形式変換がまとめてできる | https://www.iloveimg.com/ja |
> 目安: 1枚あたり200KB以下を目指しましょう。写真でも500KB以下に収めるのが理想です。
3. ファイル名を適切につける
ファイル名は、SEO(検索エンジン対策)にも影響します。
| ファイル名 | 評価 |
|---|---|
IMG_0001.jpg |
内容がまったくわからない |
写真.jpg |
日本語ファイル名はURLで文字化けする可能性がある |
cafe-interior.jpg |
内容がわかる英語のファイル名。ハイフン区切りが推奨 |
ルール:
- 英語の小文字で、単語をハイフン(
-)で区切る - 画像の内容がわかる名前にする
- 日本語やスペース、特殊文字は避ける
画像形式の選び方
画像にはさまざまな形式(フォーマット)があり、用途によって最適な形式が異なります。
| 形式 | 拡張子 | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| JPEG | .jpg .jpeg |
写真・風景・人物 | ファイルサイズが小さく、写真に最適。透過は不可 |
| PNG | .png |
ロゴ・図解・スクリーンショット | 透過(背景透明)に対応。JPEGよりファイルサイズが大きくなりがち |
| WebP | .webp |
あらゆる用途(推奨) | JPEGやPNGより30〜50%軽い。透過にも対応。現在のブラウザはほぼすべて対応済み |
| GIF | .gif |
アニメーション・簡単な図 | 短いアニメーションに使える。色数が少ない(最大256色) |
| SVG | .svg |
アイコン・ロゴ・イラスト | どれだけ拡大してもぼやけない(ベクター形式)。ファイルサイズが非常に小さい |
> おすすめ: 迷ったらWebPを選びましょう。写真にも図解にも使え、ファイルサイズが最も軽くなります。WordPress 5.8以降なら標準でアップロードに対応しています。
アップロード後の設定
メディアライブラリで画像をクリックすると、右側(または下部)に詳細設定の画面が表示されます。以下の項目を適切に設定しましょう。
代替テキスト(alt属性)— 最も重要
代替テキスト(alt属性)は、画像の内容をテキストで説明するものです。SEO(検索エンジン対策)とアクセシビリティの両方で非常に重要です。
- 検索エンジンは画像の内容を直接「見る」ことができないため、代替テキストを手がかりにしている
- 目の不自由な方がスクリーンリーダー(読み上げソフト)を使っている場合、代替テキストが読み上げられる
- 画像が表示されないとき、代替テキストが代わりに表示される
書き方のコツ:
| 例 | 評価 |
|---|---|
画像 写真 |
何の画像かわからない |
カフェの内装写真。木目のテーブルと暖かい照明 |
内容が具体的でわかりやすい |
キーワードを詰め込んだだけのテキスト |
SEOスパムとみなされる可能性がある |
タイトル
管理画面でのファイル識別に使われます。画像の内容がわかる名前をつけておくと、あとから探しやすくなります。
キャプション
画像の下に表示される説明文です。記事内で画像の補足説明をしたい場合に入力します。必須ではありません。
説明
メディアライブラリ内でのメモとして使えます。サイト上には通常表示されません。社内用の管理メモとして活用できます。
WordPress内での画像編集
メディアライブラリには、簡易的な画像編集機能が搭載されています。ちょっとした修正なら、外部ツールを使わずにWordPress上で完結できます。
編集手順
- 「メディア」→ 編集したい画像をクリック
- 「画像を編集」ボタンをクリック
- 以下の編集が可能:
| 機能 | できること |
|---|---|
| トリミング | 画像の一部を切り抜く。不要な余白の除去などに便利 |
| 回転 | 左回転・右回転(90度ずつ) |
| 反転 | 上下反転・左右反転 |
| リサイズ | 画像の縦横サイズを変更する |
- 編集が終わったら「保存」をクリック
> 注意: WordPress内の画像編集は簡易的なものです。高度な編集(色調補正・合成・文字入れなど)が必要な場合は、Canva(https://www.canva.com/)などの外部ツールを使いましょう。
画像サイズの種類(WordPress自動生成)
画像をアップロードすると、WordPressが自動的に複数のサイズを生成します。これにより、ページごとに最適なサイズの画像が使われ、表示速度が改善されます。
| サイズ名 | デフォルトの大きさ | 主な用途 |
|---|---|---|
| サムネイル | 150×150px | 記事一覧のアイキャッチ画像 |
| 中サイズ | 最大300×300px | 記事内の小さな画像 |
| 大サイズ | 最大1024×1024px | 記事内のメイン画像 |
| フルサイズ | アップロードした元画像そのまま | 高解像度が必要な場面 |
サイズの設定は「設定」→「メディア」で変更できます。通常はデフォルトのままで問題ありません。
> ヒント: 記事に画像を挿入するとき、画像ブロックの設定パネルでサイズを選択できます。ページ内容に合った適切なサイズを選びましょう。
アップロードの上限と対処法
WordPressには、一度にアップロードできるファイルサイズの上限があります。この上限はサーバーの設定(php.ini)によって異なり、通常は2MB〜50MBに設定されています。
上限の確認方法
「メディア」→「新しいメディアファイルを追加」を開くと、画面の下部に「最大アップロードサイズ: ○○MB」と表示されています。
上限を超えるファイルをアップロードしたい場合
| 方法 | 難易度 | 説明 |
|---|---|---|
| 画像を圧縮・リサイズする | 簡単 | まずはこれを試す。ほとんどの場合、これで解決する |
| レンタルサーバーの管理画面で変更 | 普通 | php.ini の upload_max_filesize と post_max_size を変更する。サーバーによって設定画面の場所が異なる |
| サーバー会社に問い合わせる | 簡単 | 自分で設定変更ができない場合、サーバー会社のサポートに「アップロード上限を上げたい」と依頼する |
> おすすめ: 上限を上げるよりも、アップロード前に画像を圧縮・リサイズするほうが、サイトの表示速度にも良い影響があります。
よくあるトラブルと対処法
「画像がアップロードできない」
原因と対処:
- ファイルサイズが上限を超えている → 画像を圧縮・リサイズしてから再度アップロードする
- 対応していないファイル形式 → WordPressが対応している形式(JPEG、PNG、GIF、WebP等)か確認する。HEIC形式(iPhoneの標準形式)はそのままではアップロードできないので、JPEGやWebPに変換する
- サーバーの空き容量不足 → 不要なファイルを削除するか、サーバー会社に問い合わせる
「画像が粗い・ぼやける」
原因と対処:
- 元画像が小さすぎる → 表示サイズよりも大きい画像を用意する。例えば、横幅600pxで表示する場所には、少なくとも横幅600px以上の画像が必要
- WordPressが自動リサイズした小さいサイズが使われている → 画像ブロックの設定で「フルサイズ」や「大サイズ」を選択する
「画像の向きがおかしい(横になる・逆さまになる)」
原因と対処:
- Exif情報の問題 → スマホやカメラで撮影した写真には、回転情報(Exif)が埋め込まれている。一部の環境ではこの情報が正しく反映されず、画像の向きがおかしくなることがある
- 対処法: パソコンの画像編集ソフト(Windowsの「フォト」やMacの「プレビュー」)で画像を開き、正しい向きに回転させてから保存し直す。これでExif情報がリセットされる
「不要な画像を削除したい」
手順:
- 「メディア」→「メディアライブラリ」を開く
- 削除したい画像をクリック
- 右下の「完全に削除する」をクリック
- 確認ダイアログで「OK」をクリック
> 注意: 削除した画像は復元できません。その画像を記事やページで使っている場合、該当箇所が「画像なし」の状態になります。削除する前に、どこで使われているか確認しましょう。
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最終更新: 2026-03-17