loading中...

個人事業主に特化した無料WordPressテーマ「LiteWord」

サイト表示速度の改善方法 — 初心者向けガイド

最終更新: 2026-03-28

サイト表示速度の改善方法 — 初心者向けガイド

> このページのURL: https://lite-word.com/manual/site-speed/

> こんな質問に答えます:
> - サイトの表示が遅いのを何とかしたい
> - ページの読み込みが重い原因は何?
> - サイトの速度を測る方法を知りたい
> - 画像が重くてサイトが遅くなってる気がする

なぜ表示速度が重要なのか

サイトの表示速度は、ユーザー体験・SEO・売上のすべてに直結する。「サイトが重い」と感じたら、放置せずに改善すべき最優先の課題のひとつ。

3つの理由

理由 影響
ユーザー体験 表示に3秒以上かかると、訪問者の53%がページを離れるというデータがある(Google調査)
SEO(検索順位) Googleは「Core Web Vitals」という表示速度の指標を検索順位の評価基準に組み込んでいる
コンバージョン率 表示速度が1秒遅くなるごとに、コンバージョン率(お問い合わせ・購入などの成約率)が約7%低下するとされている

つまり: サイトが遅いだけで、検索順位が下がり、訪問者が逃げ、売上が減る。

表示速度の測定方法

改善の前に、まず現状を数字で把握する。以下の無料ツールで簡単に測定できる。

おすすめ測定ツール

ツール 特徴 URL
PageSpeed Insights Google公式。モバイル・PCの両方をスコアで評価。改善提案つき https://pagespeed.web.dev/
GTmetrix より詳細な分析が可能。読み込み時間の内訳が見やすい https://gtmetrix.com/

見るべき3つの指標(Core Web Vitals)

Googleが特に重視している3つの指標を、かみ砕いて説明する。

指標 正式名称 ひと言でいうと 良好の目安
LCP Largest Contentful Paint ページのメインコンテンツ(一番大きい画像やテキスト)が表示されるまでの時間 2.5秒以内
INP Interaction to Next Paint(旧FID) ボタンをクリックしてから画面が反応するまでの時間 200ミリ秒以内
CLS Cumulative Layout Shift 読み込み中にレイアウトがガタガタとずれる度合い 0.1以下

まずはPageSpeed Insightsで自分のサイトのURLを入力して、スコアを確認してみること。 90点以上なら優秀、50点以下なら早急な改善が必要。

画像の最適化(最も効果が大きい)

表示速度が遅い原因の大半は「画像が重すぎる」こと。画像の最適化だけでスコアが大幅に改善するケースが多い。

やるべき4つのこと

1. 適切なサイズにリサイズする

  • 画像の横幅は1600px以下にする(ほとんどのサイトではこれで十分)
  • スマホで使う画像は800px以下でもOK
  • 一眼レフやスマホで撮った写真をそのままアップロードすると、4000px以上あることが多い。必ずリサイズしてからアップする

2. WebP形式を使う

  • WebP(ウェッピー)はGoogleが開発した画像フォーマット。JPEGやPNGより30〜50%軽い
  • 現在のブラウザはほぼすべてWebPに対応している
  • WordPressは5.8以降、WebPのアップロードに標準対応

3. 遅延読み込み(Lazy Load)を有効にする

  • ページを開いたときに、画面に見えていない画像は後から読み込む仕組み
  • WordPress 5.5以降は標準で画像のLazy Loadが有効になっている
  • 「最初に見える領域(ファーストビュー)」の画像にはLazy Loadをかけない方がLCPスコアは良くなる

4. 画像を圧縮する

アップロード前に圧縮するだけで、見た目の品質をほぼ変えずにファイルサイズを50〜80%削減できる。

ツール 特徴
TinyPNG(https://tinypng.com/ ブラウザ上で無料で使える。PNG・JPEG・WebP対応
Squoosh(https://squoosh.app/ Google製。圧縮率やフォーマット変換を細かく調整できる
EWWW Image Optimizer WordPressプラグイン。アップロード時に自動で圧縮してくれる

プラグインの見直し

プラグインが多すぎたり、重いプラグインを使っていると、サイト全体が遅くなる。

チェックポイント

  • 使っていないプラグインは「削除」する — 無効化だけでは不十分。ファイルが残っているとセキュリティリスクにもなる
  • 同じ機能のプラグインが重複していないか確認する — 例: SEOプラグインを2つ入れている、キャッシュプラグインを2つ入れている
  • 重いプラグインを見分ける — 管理画面が遅い場合は、プラグインを1つずつ無効化して原因を特定する

重くなりがちなプラグインの例

種類 対策
ページビルダー系 Elementor, Divi, WPBakery テーマの標準機能で代替できるなら不要
ソーシャルシェア系 AddToAny, ShareThis 大量のスクリプトを読み込むものがある。軽量な代替を検討
スライダー系 Revolution Slider, Slider Revolution 画像を大量に読み込むため重い。本当に必要か検討
統計・アクセス解析系 サーバー側で処理するタイプ Google Analyticsなど外部サービスに任せる方が軽い

キャッシュの活用

ブラウザキャッシュとは

一度読み込んだ画像やCSS・JSファイルを、訪問者のブラウザ(PCやスマホ)に一時的に保存しておく仕組み。2回目以降のアクセスが高速になる。

サーバーキャッシュとは

サーバー側でページの生成結果を保存しておき、アクセスのたびにデータベースへ問い合わせなくても済むようにする仕組み。特にアクセスが多いサイトで効果が大きい。

キャッシュ系プラグインの基本

プラグイン 特徴
WP Super Cache シンプルで初心者向け。設定が少なく導入しやすい
W3 Total Cache 高機能だが設定が複雑。上級者向け
LiteSpeed Cache LiteSpeedサーバーを使っている場合に最も効果的

注意: キャッシュプラグインは1つだけ使うこと。複数入れると競合して逆に遅くなったり、表示が崩れる原因になる。

サーバーの選び方

画像やプラグインを最適化しても速度が改善しない場合、サーバー自体が原因の可能性がある。

共有サーバーの限界

格安の共有サーバー(月500円以下など)は、1台のサーバーを大勢で共有しているため、他のユーザーのアクセスが集中すると自分のサイトも遅くなることがある。

国内主要サーバーの速度傾向(一般論)

サーバー 速度の評判 備考
エックスサーバー 高速 WordPress利用者に人気。安定性も高い
ConoHa WING 高速 国内最速クラスを謳っている。管理画面も使いやすい
ロリポップ(ハイスピード以上) 普通〜高速 下位プランは遅め。ハイスピード以上で改善
さくらのレンタルサーバー 普通 老舗で安定。速度は他社に比べると控えめ
mixhost 高速 LiteSpeedサーバー採用

ポイント: 月1,000円前後のプランであれば、上記のいずれも大きな問題はない。格安プランから乗り換えるだけで表示速度が劇的に改善するケースがある。

その他の改善策

不要なCSS/JSの削減

  • 使っていないプラグインのCSS・JSファイルが全ページで読み込まれていることがある
  • 「Asset CleanUp」や「Autoptimize」などのプラグインで、ページごとに不要なファイルの読み込みを止められる

フォントの最適化

  • Webフォント(Google Fonts等)を多数使うと読み込みが遅くなる
  • 使うフォントは2種類以下に抑える
  • 日本語Webフォントは特にファイルサイズが大きい(1書体で数MB)ため、本当に必要か検討する

外部スクリプトの影響

以下のような外部サービスの埋め込みは、それぞれスクリプトを読み込むため表示速度に影響する。

  • Google広告(AdSense)
  • SNS埋め込み(Twitter/X、Instagram、YouTube)
  • チャットウィジェット
  • アクセス解析ツール

対策: 本当に必要なものだけに絞る。SNS埋め込みは、スクリーンショット画像+リンクで代替できる場合もある。

やりがちな間違い

初心者がやってしまいがちな、逆効果になるパターンをまとめた。

やりがちなこと なぜダメなのか 正しい対応
キャッシュプラグインを2つ以上入れる 競合して表示崩れや逆に遅くなる原因に キャッシュプラグインは1つだけ
画像を圧縮せずにアップロード 1枚5MBの画像を10枚載せたら50MB。ページが激重に アップロード前に必ず圧縮する
「高速化プラグイン」を片っ端から入れる プラグイン自体が負荷になる。設定ミスで表示崩れも 1つずつ効果を確認しながら導入
画像をリサイズせずにCSSで小さく表示 元画像はフルサイズで読み込まれるため意味がない アップロード前にリサイズする
モバイル表示を確認しない モバイルの方がネットワークが遅く、影響が大きい PageSpeed Insightsのモバイルスコアを必ず確認

改善の優先順位まとめ

何から手をつければいいか迷ったら、この順番で取り組む。

  1. 画像の最適化(圧縮・リサイズ・WebP化) — 最も効果が大きい
  2. 不要なプラグインの削除 — すぐにできて効果が出やすい
  3. キャッシュプラグインの導入(1つだけ) — 設定が簡単なものから
  4. 外部スクリプトの整理 — 不要な埋め込みを削除
  5. サーバーの見直し — 上記をすべて試しても改善しない場合

関連ページ

最終更新: 2026-03-17