OGP設定とは? — SNSシェア時の画像・タイトル表示ガイド
OGP設定とは? — SNSシェア時の画像・タイトル表示ガイド
> このページのURL: https://lite-word.com/manual/ogp-settings/
> こんな質問に答えます:
> - SNSでシェアしたら画像が表示されない
> - Twitterでシェアした時のサムネイルを変えたい
> - OGPって何ですか?
> - LINEで送った時に変な画像が出る
OGPとは
OGP(Open Graph Protocol)は、WebページをSNSでシェアした時に「タイトル・説明文・画像」を正しく表示するための仕組み。
ひと言でいうと: SNSに「このページはこういう内容で、この画像を使ってね」と伝えるための設定。
例えば、あなたのサイトのURLをLINEで友達に送った時に、タイトル・説明文・アイキャッチ画像がカード形式できれいに表示される。あれがOGPの仕事。
OGPが設定されていないとどうなるか
OGPを設定しないままSNSでシェアすると、こんなことが起きる。
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| 画像が表示されない(灰色の四角だけ) | og:image が設定されていない |
| 関係ない画像が表示される | SNSがページ内の適当な画像を自動で拾ってしまう |
| タイトルが途中で切れる・おかしい | og:title が未設定で、HTMLのtitleタグがそのまま使われる |
| 説明文が意味不明 | og:description が未設定で、ページ冒頭のテキストが自動抽出される |
| URLだけが表示される(カードにならない) | OGPタグ自体がページにない |
要するに: OGPを設定しないと、SNSでシェアした時の見た目をコントロールできない。せっかくシェアしても「何のページか分からない」状態になり、クリックされにくくなる。
OGPの主要タグ
OGPはHTMLの 内に タグとして記述する。主要なタグは以下の6つ。
| タグ | 役割 | 設定例 |
|---|---|---|
og:title |
SNSに表示されるタイトル | お店の名前 - トップページ |
og:description |
SNSに表示される説明文 | 渋谷駅徒歩3分のイタリアンレストラン。ランチ営業あり |
og:image |
SNSに表示される画像のURL | https://example.com/images/ogp.jpg |
og:url |
ページの正規URL | https://example.com/ |
og:type |
ページの種類 | トップページ: website、それ以外: article |
og:site_name |
サイト全体の名前 | 〇〇レストラン公式サイト |
補足:
og:titleはSEOのtitleタグとは別に設定できる。SNS向けに短く分かりやすいタイトルにするのがコツog:descriptionも同様に、SNS向けの説明文を個別に設定できるog:imageが一番重要。画像があるかないかでクリック率が大きく変わる
SNSごとの仕様の違い
SNSによってOGPの表示仕様が微妙に異なる。特に画像サイズとカード形式に違いがある。
| SNS | 推奨画像サイズ | アスペクト比 | カード形式 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1200×630px | 1.91:1 | リンクプレビュー | 600×315px以上で大きなカード表示 | |
| X(旧Twitter) | 1200×630px | 1.91:1 | Summary Large Image | twitter:card メタタグも必要 |
| LINE | 1200×630px | 1.91:1 | リンクプレビュー | og:imageをそのまま使用 |
| はてなブックマーク | 1200×630px | 1.91:1 | サムネイル表示 | og:imageをそのまま使用 |
X(旧Twitter)の追加設定
Xでは、OGPタグに加えて twitter:card という独自のメタタグが必要。
twitter:card— カードの種類。summary_large_image(大きな画像付き)がおすすめtwitter:site— サイトのXアカウント(例:@your_account)twitter:title— 未設定ならog:titleが使われるtwitter:description— 未設定ならog:descriptionが使われるtwitter:image— 未設定ならog:imageが使われる
ポイント: twitter:card だけ設定すれば、あとはOGPタグの値が自動的に使われる。全部を二重に設定する必要はない。
OGP画像の推奨サイズ
結論: 1200×630px で作れば全SNSに対応できる。
画像作成のポイント
- サイズ: 1200×630px(横長)
- ファイル形式: JPGまたはPNG
- ファイルサイズ: 1MB以下を推奨(大きすぎると読み込みが遅い)
- 重要な情報は中央に寄せる: SNSによって上下左右がトリミングされることがある
- テキストを入れる場合: 文字は大きめに。スマホの小さなカード表示でも読めるサイズにする
- 背景色をつける: 白背景だとSNSのUIと境界が分かりにくい
やりがちな失敗
- 正方形の画像を設定する → 横長にトリミングされて見切れる
- ロゴだけの画像 → 小さすぎて何のサイトか伝わらない
- テキストびっしりの画像 → スマホで読めない
- ファイルサイズが5MB以上 → SNS側で読み込みに失敗することがある
WordPressでのOGP設定方法
WordPressでは、OGPタグを手動で書く必要はない。SEOプラグインやテーマのSEO機能を使って管理画面から設定できる。
方法1: SEOプラグインを使う(おすすめ)
代表的なSEOプラグイン:
- Yoast SEO — 世界で最も使われているSEOプラグイン
- All in One SEO — 設定がシンプルで初心者向け
- SEOPress — 軽量で高機能
- Rank Math — 無料でも機能が豊富
設定手順(Yoast SEOの場合):
- プラグインをインストール・有効化
- 各投稿・固定ページの編集画面を開く
- 画面下部の「Yoast SEO」パネルを開く
- 「ソーシャル」タブをクリック
- Facebook用のタイトル・説明文・画像を設定
- X(Twitter)用も同様に設定(未設定ならFacebookの設定が使われる)
- 更新ボタンを押して保存
方法2: テーマのSEO機能を使う
一部のWordPressテーマにはSEO・OGP設定機能が組み込まれている。
- テーマにOGP機能がある場合、SEOプラグインと機能が重複しないよう注意
- 両方から同じOGPタグが出力されるとエラーの原因になる。 どちらか一方に統一すること
サイト全体のデフォルトOGP画像を設定する
個別ページにOGP画像を設定していない場合に表示される「デフォルト画像」を設定しておくと安心。
- Yoast SEO: 「SEO > ソーシャル > Facebook」タブでデフォルト画像を設定
- All in One SEO: 「ソーシャルネットワーク > Facebook」でデフォルト画像を設定
ポイント: デフォルト画像には、サイトのロゴやブランドイメージが入った1200×630pxの画像を用意しておく。
設定後の確認方法
OGPを設定したら、正しく表示されるか必ず確認する。
Facebook シェアデバッガー
- URL: https://developers.facebook.com/tools/debug/
- 確認したいページのURLを入力して「デバッグ」をクリック
- OGPタグの内容とプレビューが表示される
- 問題があれば具体的なエラーメッセージが出る
X Card Validator
- URL: https://cards-dev.twitter.com/validator
- URLを入力して「Preview card」をクリック
- Xでシェアした時の表示をプレビューできる
LINE OGPチェッカー
- LINE公式のデバッグツールはないが、 LINEのトーク画面で自分にURLを送れば実際の表示を確認できる
- 表示がおかしい場合は、OGPタグを修正した後にURLを再送信する
その他のツール
- ラッコツールズ OGP確認: https://rakko.tools/tools/9/ — 日本語で使いやすい
- OGP.me: https://ogp.me/ — OGPの公式サイト。仕様の確認に
キャッシュの問題(設定したのに古い画像が出る)
OGPを修正したのに、SNSで古い画像やタイトルが表示されることがある。これはSNS側のキャッシュが原因。
なぜキャッシュが残るのか
SNSは、一度取得したOGP情報を一定期間キャッシュ(保存)している。サイト側でOGPを変更しても、SNSのキャッシュが更新されるまで古い情報が表示され続ける。
対処法
| SNS | キャッシュクリア方法 |
|---|---|
| シェアデバッガーでURLを入力→「もう一度スクレイピング」をクリック | |
| X | Card ValidatorでURLを入力してプレビュー。しばらくすると更新される |
| LINE | LINE側でのキャッシュクリア方法はない。通常24時間程度で自動更新される |
| はてなブックマーク | 通常数時間〜1日で自動更新される |
ポイント: Facebook のシェアデバッガーは即座にキャッシュを更新できるので、OGPを変更したら必ずここで「もう一度スクレイピング」を実行する。
WordPress側のキャッシュにも注意
- キャッシュプラグイン(WP Super Cache、W3 Total Cache等)を使っている場合、OGPを変更したらキャッシュをクリアする
- CDN(Cloudflare等)を使っている場合、CDNのキャッシュもクリアが必要な場合がある
- サーバーキャッシュ — レンタルサーバーによっては、サーバー側でもキャッシュしている
よくあるトラブルと対処法
画像が表示されない
| 確認ポイント | 対処法 |
|---|---|
| og:imageタグが出力されているか | ページのソースコードで og:image を検索して確認 |
| 画像URLが正しいか | ブラウザで画像URLを直接開いて表示されるか確認 |
| 画像がHTTPSか | HTTP(暗号化なし)の画像URLだと表示されないことがある |
| 画像サイズが小さすぎないか | 200×200px未満だとFacebookで無視されることがある |
| 画像のファイルサイズが大きすぎないか | 8MB以上だと取得に失敗することがある |
タイトルや説明文がおかしい
- SEOプラグインとテーマの機能が重複している — どちらか一方を無効にする
- OGPタグが二重に出力されている — ソースコードで
og:titleを検索し、2つ以上あれば片方を無効化 - キャッシュが原因 — 上記のキャッシュクリア手順を実行
SNSごとに違う画像を表示したい
- Facebook/LINE:
og:imageの画像が使われる - X:
twitter:imageを別途設定すれば、Xだけ異なる画像を表示できる - 全SNS共通にしたい場合:
og:imageだけ設定すればOK
画像が変な位置でトリミングされる
- 1200×630px(1.91:1)の横長画像を使う
- 重要な要素(テキスト・顔・ロゴ)は画像の中央に配置する
- 上下左右の端15%くらいは切れる可能性があると考えて作る
OGPを設定したのにGoogleの検索結果に反映されない
OGPはSNS向けの設定であり、Google検索結果には影響しない。Googleの検索結果に表示されるタイトル・説明文は、titleタグとmeta descriptionで設定する。
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最終更新: 2026-03-17