固定ページと投稿ページの違い — WordPress基本ガイド
固定ページと投稿ページの違い — WordPress基本ガイド
> このページのURL: https://lite-word.com/manual/posts-vs-pages/
> こんな質問に答えます:
> - 投稿と固定ページってどっちに書けばいいの?
> - ブログはどこから書くの?
> - サービス紹介ページは投稿で作る?固定ページで作る?
> - 固定ページと投稿の違いがよくわからない
WordPressでページを作ろうとすると、「投稿」と「固定ページ」の2種類があることに気づきます。「どっちに書けばいいの?」と迷う方はとても多いですが、それぞれ役割が違います。このページでは、その違いと使い分けをわかりやすく解説します。
ひと言で言うと
- 投稿 = ブログ記事・お知らせ・ニュースなど、日付と一緒に流れていくコンテンツ
- 固定ページ = 会社概要・サービス紹介・お問い合わせなど、常にサイトに置いておく定位置のコンテンツ
> イメージ: 投稿は「掲示板に貼る紙」、固定ページは「建物の看板」と考えるとわかりやすいです。掲示板の紙は新しいものがどんどん上に貼られますが、看板はずっと同じ場所に掲げておくものです。
投稿と固定ページの比較
| 項目 | 投稿 | 固定ページ |
|---|---|---|
| 主な用途 | ブログ記事・お知らせ・ニュース | 会社概要・サービス紹介・お問い合わせ |
| 時系列表示 | 新しい順に自動で並ぶ | 並び順は自分で決める |
| カテゴリ・タグ | 使える | 使えない(標準機能では) |
| 一覧ページ | 自動で生成される(ブログ一覧・カテゴリ一覧など) | 自動では生成されない |
| 親子関係 | なし | あり(ページの階層構造を作れる) |
| RSS配信 | 配信される(ブログリーダーやFeedlyなどで読める) | 配信されない |
| テンプレート | 投稿テンプレートを適用できる | ページテンプレートを適用できる |
| 検索対象 | サイト内検索の対象になる | サイト内検索の対象になる |
| 更新頻度 | 頻繁に新しい記事を追加する | 一度作ったらあまり変えない |
| 作成数の目安 | 数十〜数百ページ | 5〜20ページ程度 |
投稿を使うべきケース
投稿は「時間とともに増えていくコンテンツ」に使います。新しいものが上に表示され、古いものは下に流れていくのが自然な内容に向いています。
具体例
| 種類 | 例 |
|---|---|
| ブログ | 「初心者が最初にやるべきSEO対策3つ」「新しいプラグインを試してみた」 |
| お知らせ・ニュース | 「年末年始の営業時間について」「新サービスをリリースしました」 |
| 実績紹介 | 「A社のWebサイトをリニューアルしました」「導入事例: B店舗様」 |
| コラム・読み物 | 「デザインのトレンド2026年版」「Web集客で大切な3つの考え方」 |
| イベントレポート | 「セミナーを開催しました」「展示会に出展しました」 |
| スタッフ日記 | 「新メンバーが加わりました」「オフィスを移転しました」 |
> 判断のコツ: 「日付が意味を持つ内容」なら投稿を使いましょう。「2026年3月のお知らせ」のように、いつ書いたかが重要なコンテンツは投稿です。
固定ページを使うべきケース
固定ページは「サイトの骨格を作るコンテンツ」に使います。メニューに入れて、いつでもアクセスできるようにしておくページです。
具体例
| 種類 | 例 |
|---|---|
| トップページ | サイトの顔。最初に訪問者が見るページ |
| 会社概要(About) | 会社名・代表者・所在地・事業内容など |
| サービス紹介 | 提供しているサービスの説明・料金表 |
| お問い合わせ | 問い合わせフォームを設置するページ |
| プライバシーポリシー | 個人情報の取り扱いについての説明 |
| 特定商取引法に基づく表記 | ネットショップで必須の法定ページ |
| アクセス・地図 | 店舗や事務所の所在地・行き方 |
| よくある質問(FAQ) | お客様からよく聞かれる質問と回答 |
| ランディングページ(LP) | 広告やキャンペーン専用の1枚完結ページ |
> 判断のコツ: 「日付に関係なく、いつ見ても同じ内容であるべきページ」なら固定ページを使いましょう。会社概要は2026年に見ても2027年に見ても同じ場所にあるべきです。
よくあるサイト構成例
実際のサイトでは、以下のように投稿と固定ページを組み合わせて使います。
| ページ | 種類 | 理由 |
|---|---|---|
| トップページ | 固定ページ | サイトの顔。常に同じURLで表示したい |
| 会社概要 | 固定ページ | 常設のコンテンツ。頻繁には変わらない |
| サービス紹介 | 固定ページ | 常設のコンテンツ。メニューに常に表示 |
| 料金プラン | 固定ページ | 常設のコンテンツ。サービスの一部 |
| ブログ記事 | 投稿 | 日付順に並べて、新しい記事を追加していく |
| お知らせ | 投稿 | 日付順に並べて、新しい情報を追加していく |
| お問い合わせ | 固定ページ | フォームを設置する常設ページ |
| プライバシーポリシー | 固定ページ | 法的に必要な常設ページ |
> ポイント: サイトのメインメニュー(ナビゲーション)に入れるページは、ほぼすべて「固定ページ」です。投稿はブログ一覧ページへのリンクとしてメニューに入れることが多いです。
固定ページの親子関係を活用する
固定ページには「親子関係」の機能があります。これは、ページを階層構造で整理できる仕組みです。
例: サービス紹介を階層化する
サービス紹介(親ページ)
├── Webサイト制作(子ページ)
├── SEO対策(子ページ)
└── 運用サポート(子ページ)
この場合、URLは以下のようになります。
https://example.com/service/— 親ページhttps://example.com/service/web-design/— 子ページhttps://example.com/service/seo/— 子ページhttps://example.com/service/support/— 子ページ
設定方法
- 子ページにしたい固定ページの編集画面を開く
- 右サイドバーの「ページ」パネルを開く(表示されない場合は右上の「設定」アイコンをクリック)
- 「ページ属性」の中にある「親ページ」のドロップダウンから、親にしたいページを選択する
- 「更新」または「公開」をクリックして保存する
> メリット: URLがわかりやすくなり、サイトの構造が整理されます。カテゴリやタグが使えない固定ページでも、親子関係を使えばきれいに分類できます。
トップページを固定ページに設定する方法
WordPressの初期状態では、トップページに「最新の投稿一覧」が表示されます。これを固定ページに変更することで、自由にデザインしたトップページを表示できます。
設定手順
- まずトップページ用の固定ページを作成する(例: タイトル「ホーム」)
- 必要であれば、ブログ一覧用の固定ページも作成する(例: タイトル「ブログ」)
- 管理画面の「設定 > 表示設定」を開く
- 「ホームページの表示」で「固定ページ」を選択する
- 「ホームページ」のドロップダウンから、手順1で作った固定ページを選ぶ
- 「投稿ページ」のドロップダウンから、手順2で作ったブログ一覧用のページを選ぶ(任意)
- 「変更を保存」をクリックする
> 補足: 投稿ページに設定した固定ページは、自動的に投稿一覧が表示されるようになります。そのページに書いた本文は表示されなくなるので、タイトルだけ設定すればOKです。
よくある間違い
会社概要を「投稿」で作ってしまう
- 問題: 投稿として作ると、ブログ一覧に「会社概要」が混ざって表示されます。また、新しい記事が増えると会社概要がどんどん下に埋もれてしまいます
- 対処: 会社概要のような常設コンテンツは「固定ページ」で作りましょう
ブログ記事を「固定ページ」で作ってしまう
- 問題: 固定ページとして作ると、ブログ一覧に表示されません。カテゴリやタグも使えないため、記事が増えた時に整理しづらくなります
- 対処: ブログ記事やお知らせは「投稿」で作りましょう
投稿と固定ページを混在させてナビゲーションが混乱
- 問題: 「お知らせ」は投稿なのに「イベント情報」は固定ページで作る、といった統一感のない使い方をすると、メニューの構成が複雑になり、訪問者も管理者も混乱します
- 対処: 最初に「何を投稿にするか、何を固定ページにするか」をリスト化してから作り始めましょう。上の「よくあるサイト構成例」を参考にしてください
よくある質問
後から投稿を固定ページに変えられる?
WordPressの標準機能では、投稿と固定ページを直接変換する機能はありません。変更したい場合は、新しい種類のページを作成し、内容をコピー&ペーストして作り直す必要があります。
ただし、以下の点に注意してください。
- 新しいページを作るとURLが変わります(元のURLにアクセスしても新しいページには飛びません)
- 古いページを削除すると、そのURLへのリンクが切れます(404エラーになる)
- SEOの評価は引き継がれません
> 結論: 最初に正しい種類を選ぶのが一番です。迷ったら「日付が意味を持つか」で判断しましょう。
どっちがSEOに強い?
どちらも同じです。 投稿だからSEOに有利、固定ページだからSEOに不利、ということはありません。
検索エンジンが評価するのは「ページの内容が読者にとって有益かどうか」です。投稿でも固定ページでも、質の高いコンテンツを作ることがSEOの基本です。
固定ページにもカテゴリをつけたい
WordPressの標準機能では、固定ページにカテゴリやタグをつけることはできません。
代わりに、親子関係(ページ属性)を使って整理しましょう。上の「固定ページの親子関係を活用する」セクションで紹介した方法で、サービス > Web制作のような階層構造を作れます。
投稿と固定ページ、合計で何ページまで作れる?
WordPressに上限はありません。投稿は数千ページ、固定ページは数十ページ作っても問題なく動きます。ただし、管理しやすさを考えると、固定ページは目的を持って作り、不要なページは整理するのがおすすめです。
関連ページ
- WordPressの基本 — 管理画面の構成・テーマ・プラグインなどの基本
- はじめに — LiteWordの初期設定ガイド
- パーマリンク設定 — URLの構造を詳しく設定する方法
- カテゴリ設定 — 投稿のカテゴリを設定・管理する方法
- トップページの作り方 — 固定ページでトップページを作る実践ガイド
- LPの作り方 — ランディングページを固定ページで作る方法
最終更新: 2026-03-17