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下書き・予約投稿のやり方 — WordPress基本ガイド

最終更新: 2026-03-28

下書き・予約投稿のやり方 — WordPress基本ガイド

> このページのURL: https://lite-word.com/manual/draft-schedule/

> こんな質問に答えます:
> - 書きかけの記事を保存しておきたい
> - 決まった日時に記事を自動で公開したい
> - 予約投稿のやり方を教えてほしい
> - 公開した記事を一旦非公開にしたい

「記事を途中まで書いて保存しておきたい」「来週の月曜日に自動で公開したい」——このページでは、WordPressの下書き保存予約投稿の使い方を初心者向けに解説します。リビジョン(変更履歴)の活用法や、非公開・パスワード保護の設定方法もまとめています。


投稿ステータスの種類

WordPressの投稿や固定ページには「ステータス(状態)」があります。ステータスによって、記事が公開されるかどうかが変わります。

ステータス 意味 誰が見られる?
下書き 執筆中の状態。まだ公開されていない 管理画面にログインしている人のみ
レビュー待ち 寄稿者が書いた記事を管理者に確認してもらう状態 管理画面にログインしている編集者・管理者
公開済み サイト上に公開されている状態 誰でも閲覧可能
予約投稿 未来の日時を設定して公開待ちの状態 設定した日時になると自動で「公開済み」に切り替わる
非公開 公開はされているが、ログインユーザーのみ閲覧可能 管理者と編集者のみ
ゴミ箱 削除された状態。30日後に完全削除される 管理画面からのみ復元可能

> ポイント: 新規投稿を作成すると、最初は自動的に「下書き」状態になります。間違って公開してしまう心配はありません。


下書きの使い方

新規投稿は自動的に「下書き」

「投稿 > 新規追加」または「固定ページ > 新規追加」で新しいページを作ると、ステータスは自動的に下書きになります。「公開」ボタンを押さない限り、サイトには表示されません。

「下書き保存」ボタンで随時保存

記事の編集中、画面右上の「下書き保存」ボタンをクリックすると、その時点の内容が保存されます。

  • ブラウザを閉じても、次回ログイン時に続きから編集できる
  • 何度でも「下書き保存」できる
  • 保存するたびに「リビジョン(変更履歴)」が記録される

自動保存機能(60秒ごと)

WordPressには自動保存機能があり、編集中に約60秒ごとに自動で保存されます。

  • 手動で「下書き保存」を押さなくても、一定間隔で保存される
  • ブラウザがクラッシュしたり、パソコンがフリーズした場合でも、最後の自動保存から復元できる
  • 自動保存は1件だけ保持される(上書きされる)

> ヒント: 自動保存に頼りきらず、キリの良いところで「下書き保存」を押す習慣をつけると安心です。


予約投稿の手順

「来週の月曜朝9時に公開したい」「毎日決まった時間に記事を出したい」——そんなときに便利なのが予約投稿です。

手順

  1. 投稿編集画面を開く

    • 記事を書き終えたら、画面右上の「公開」ボタンをクリック(まだ確定しません)
  2. 「公開: 今すぐ」をクリック

    • 右サイドバーの「公開」セクションに「今すぐ」と表示されている日時部分をクリック
  3. 未来の日時を設定する

    • カレンダーが表示されるので、公開したい年月日と時刻を選択
    • 例: 2026年4月1日 09:00
  4. 「予約投稿」ボタンをクリック

    • 日時を未来に設定すると、「公開」ボタンが「予約投稿」に変わる
    • クリックすると予約が確定する
  5. 投稿一覧で確認

    • 「投稿 > 投稿一覧」で、ステータスが「予約済み」になっていればOK

タイムゾーン設定の確認

予約投稿の日時は、WordPressに設定されているタイムゾーンに基づきます。日本のサイトであれば「東京」(UTC+9)になっていることを確認しましょう。

確認方法:

  1. 管理画面の「設定 > 一般」を開く
  2. 「タイムゾーン」の項目を探す
  3. 「東京」または「UTC+9」になっていればOK

> 注意: タイムゾーンがずれていると、意図した時間に公開されません。サイト開設時に一度確認しておきましょう。


予約投稿が失敗するケース

まれに、予約した時間を過ぎても記事が公開されないことがあります。投稿一覧で「予約投稿の失敗」と表示される場合、以下の原因が考えられます。

主な原因と対処法

原因 詳細 対処法
cronジョブが動いていない WordPressはサイトにアクセスがあった時に予約投稿を処理する仕組み。アクセスが極端に少ないサイトでは処理が遅れることがある サーバー側でcronジョブを設定する。または「WP Crontrol」プラグインで確認
タイムゾーンが間違っている WordPressのタイムゾーンとサーバーの時刻がずれている 「設定 > 一般 > タイムゾーン」を確認・修正
プラグインの競合 キャッシュ系プラグインなどが干渉している場合がある 一時的にプラグインを無効化して原因を特定

対処法: 代替cron設定

アクセスが少ないサイトの場合、wp-config.php に以下を追記することでWordPress標準のcronを無効化し、サーバーのcronジョブで代替する方法があります。

define('DISABLE_WP_CRON', true);

この設定を行ったうえで、サーバーのcron設定(レンタルサーバーの管理画面から設定できることが多い)で、15分ごとに wp-cron.php を実行するよう設定します。

> 初心者の方へ: まずはWP Crontrolプラグインをインストールして、予約投稿のスケジュールが正しく動いているか確認するのが簡単です。


公開済み記事を非公開にする方法

一度公開した記事を、ログインユーザーだけが見られる「非公開」に変更できます。

手順

  1. 該当する投稿の編集画面を開く
  2. 右サイドバーの「公開」セクションで「表示状態」をクリック
  3. 「非公開」を選択
  4. 「更新」ボタンをクリック

非公開にすると:

  • サイトの訪問者には表示されなくなる
  • 管理画面にログインしている管理者と編集者だけが閲覧可能
  • URLを直接入力しても、ログインしていなければ404エラーになる

> 使い道の例: 社内向けのお知らせ、まだ表に出したくない告知、一時的に非表示にしたい記事など。


パスワード保護ページの作り方

「特定の人だけに見せたい」「会員限定のコンテンツにしたい」——そんなときはパスワード保護が便利です。

手順

  1. 該当する投稿の編集画面を開く
  2. 右サイドバーの「公開」セクションで「表示状態」をクリック
  3. 「パスワード保護」を選択
  4. パスワードを入力する(例: spring2026
  5. 「更新」(新規の場合は「公開」)ボタンをクリック

パスワード保護にすると:

  • ページを開くと「このコンテンツはパスワードで保護されています。」と表示される
  • 正しいパスワードを入力した人だけが内容を閲覧できる
  • パスワードはいつでも変更可能

注意点

  • パスワードは暗号化されずにURLパラメータとして送信されるため、機密性の高い情報には向きません
  • 本格的な会員制サイトを作りたい場合は、会員管理プラグインの導入を検討しましょう
  • 1つのパスワードを複数人で共有する形になるため、個別のアクセス管理はできません

リビジョン(変更履歴)の使い方

リビジョンとは、投稿や固定ページの編集履歴を自動で記録する機能です。「さっきの状態に戻したい」「いつ誰が変更したか確認したい」というときに役立ちます。

リビジョンの確認方法

  1. 投稿の編集画面を開く
  2. 右サイドバーの「投稿」タブにある「○件のリビジョン」をクリック
  3. リビジョンの比較画面が表示される

過去の内容と比較する

  • リビジョン画面では、スライダーを動かして過去のバージョンを確認できる
  • 変更箇所は赤(削除された部分)緑(追加された部分)でハイライト表示される
  • 「前の2件を比較」にチェックを入れると、任意の2つのバージョンを比較できる

過去の状態に復元する

  1. 戻したいリビジョンをスライダーで選択
  2. 「このリビジョンを復元」ボタンをクリック
  3. 記事が選択したリビジョンの状態に戻る

> 安心ポイント: 復元しても、それまでのリビジョンは消えません。復元自体も新しいリビジョンとして記録されるので、いつでも元に戻せます。

リビジョン数の目安

WordPressは初期設定ではリビジョンを無制限に保存します。記事を頻繁に更新するとリビジョンが大量に溜まり、データベースが大きくなることがあります。

  • 通常の使い方であれば問題になることは少ない
  • 気になる場合は wp-config.php でリビジョン数を制限できる:
define('WP_POST_REVISIONS', 10);

この例では、1つの投稿につき最大10件のリビジョンが保存されます。


効率的な記事作成フロー

記事を書いて公開するまでの、おすすめの流れをまとめます。

ステップ1: 下書きで自由に書く

  • まずは内容を書き出すことに集中する
  • 完璧でなくてOK。見出し構成だけ先に作っても良い
  • こまめに「下書き保存」を押す

ステップ2: プレビューで見た目を確認

  • 編集画面右上の「プレビュー」ボタンをクリック
  • 実際のサイトでどう表示されるかを確認する
  • スマホでの見え方も確認(プレビューの「モバイル」表示を活用)

ステップ3: 校正・修正

  • 誤字脱字をチェック
  • リンク切れがないか確認
  • 画像の表示やサイズに問題がないか確認
  • SEO設定(タイトル・ディスクリプション)を入力

ステップ4: 公開または予約投稿

  • すぐ公開する場合 → 「公開」ボタンをクリック
  • 日時を指定したい場合 → 日時を設定して「予約投稿」
  • 他の人に確認してもらう場合 → ステータスを「レビュー待ち」に変更

> ヒント: 複数の記事を一気に書いて予約投稿しておくと、定期的な更新を効率よく続けられます。週末にまとめて書いて平日に順次公開、といった運用がおすすめです。


よくある質問

予約投稿したのに公開されていません

投稿一覧で「予約投稿の失敗」と表示されている場合は、cronジョブの問題です。上の「予約投稿が失敗するケース」を確認してください。表示が「予約済み」のままの場合は、設定した日時がまだ来ていない可能性があります。タイムゾーン設定(「設定 > 一般 > タイムゾーン」)もあわせて確認しましょう。

下書きが消えてしまいました

下書きが見つからない場合、以下を確認してください。

  1. 投稿一覧の「下書き」タブ — 投稿一覧ページ上部の「下書き」タブをクリックして絞り込む
  2. ゴミ箱 — 間違って削除していないか確認
  3. 自動保存から復元 — 投稿編集画面を開いた時に「この投稿にはより新しい自動保存があります」と表示された場合、そのリンクをクリックして復元
  4. リビジョンから復元 — 投稿が見つかった場合、リビジョン画面から過去の内容を復元

> ヒント: 完全に削除してしまった場合でも、ゴミ箱に30日間残っています。ゴミ箱から「復元」をクリックすれば元に戻せます。

公開日を過去の日付にできますか?

はい、できます。これを「バックデート」と呼びます。投稿の公開日を過去に設定すると、その日付で公開されたことになります。

やり方:

  1. 投稿の編集画面で右サイドバーの「公開」セクションを開く
  2. 日時を過去の日付に変更する
  3. 「公開」ボタンをクリック

使い道の例:

  • 他のサイトから記事を移行した時に、元の公開日を維持したい場合
  • 過去のイベント報告を、イベント当日の日付で公開したい場合

一度公開した記事を下書きに戻せますか?

はい、できます。投稿の編集画面で右サイドバーの「ステータス」を「下書き」に変更して「更新」をクリックすると、サイトから非表示になります。URLにアクセスすると404エラーになるため、外部からリンクされている記事の場合は注意してください。

予約投稿を取り消したいです

予約済みの投稿を開き、ステータスを「下書き」に変更して「更新」をクリックすると、予約が解除されます。内容はそのまま下書きとして保存されるので、日時を変更して再度予約することもできます。


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最終更新: 2026-03-17